日本乳幼児教育学会 第30回大会

学会企画シンポジウム1

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テーマ
乳幼児教育現場における安全・衛生,危機管理を考える
企 画
企画・広報委員会
司 会
北野 幸子(神戸大学大学院)
話題提供
猪熊 弘子(明福寺ルンビニー学園幼稚園・保育園、名寄市立大学)
北野 久美(あけぼの愛育保育園)
安達 かえで(せんりひじり幼稚園)
指定討論者
大豆生田 啓友(玉川大学)

 現在、新型コロナウイルスによる未曾有のパンデミックの渦中にある。このような中で、保育者は、乳幼児の一番近くで、その命を守り、心を支えている。まさに、社会基盤を支える極めて重要な役割を果たしている。保育現場の現状に関する各種調査によると、多くの保育者が、不安と恐れの中にあり、保護者対応に追われていることが明らかにされつつある。今まさに、多くの保育者を、乳幼児教育学研究の知見をもって、いかに学際的に支え、協同を図ることが可能かを、探求すべきであると考える。

 本シンポジウムでは、新型コロナウイルス対応とかかわり、乳幼児教育現場における安全・衛生等にかかわる危機管理について、その現状について情報を共有し、対応について語り合いたい。

 各園や地域においてどういった対応がなされているのか、実際に工夫しておられること、状況によって困難であると感じておられること、判断に悩んでおられることなど、具体的な事例を共有したい。また、必要な情報や、それへのアクセスの整備、各種判断にあたっての乳幼児教育分野の実践現場と研究者の連携の可能性について等にかかわり、知見を出し合いたい。

 危機的な状況にある中であっても、保育現場では、絶え間なく、日々の保育が展開している。本シンポジウムを通じて、実践者と研究者のより深いこれからの連携の在り方について、率直な意見交換を行い、知恵を出し合い、乳幼児教育現場における安全・衛生、危機管理を具体的に進めていく方法を、共に考えたい。